約13年前に建てられましたN様邸が、今回壁の修繕を行うとのことで
その際、外張りのアキレスボードの状態が確認して欲しいとの話があり、
私自身、10年以上経った状態を見るのは初めてでしたので、良い勉強になりました。
ALN-NF(両面アルミ)を使用しており、(当時は写真のように黄色に塗装していました)
状態は、色あせもなく、目地の部分のテープしっかり付いており、問題ありませんでした。
ただ、蝙蝠が屋根の瓦の隙間から通気層に侵入したようで、引っ掻き傷が
一部についており、表面のアルミ箔が多少取れてしまいましたが、
その下にクラフト紙→フィルム層とあり、そちらは無事なため問題はないだ
ろうと判断しました。
ただ、気密テープが引っ掻かれて少し剥がれていたため、その部分は、気
密テープで補修してもらいました。(目地部分は無事でしたが、念のため)
(現在のテープは表面にアルミ箔があり、そのため、写真では色が違います。)
一度、家が完成すると、断熱材の状態が実際にどうなっているのか見ること
はなかなか機会がありません。今回、お声をかけていただけた、お施主様、
設計事務所の先生、ありがとうございました。